新品と中古スタインウェイピアノの違い
- 4月14日
- 読了時間: 3分
更新日:5月18日
Piano Carpe diemです。
前回は、「新品のスタインウェイピアノを弾いてみること」をおすすめしました。
今回は、「なぜ中古ではなく新品のスタインウェイピアノなのか?」という点について、両者の違いを交えながらお話ししていきます。
1.新品のスタインウェイピアノは“同じ条件”で選ぶことができる
新品と中古スタインウェイピアノの大きな違いのひとつが、選ぶ際の条件です。
新品のスタインウェイピアノは製造時期が近く、響板(※)をはじめとした木材や部品もすべて新しい状態にあります。
そのため、複数のピアノをほぼ同じ条件で比較しながら選ぶことができます。
一台一台の個性を、純粋な状態で感じ取れること。これこそが新品の大きな魅力です。
※響板とは、ピアノの“心臓部”ともいえる部分で、音の響きや音色に大きく関わる重要な要素です。
一方で中古のスタインウェイピアノは、製造年やこれまでの使用環境、弾かれてきた頻度などがそれぞれ異なります。
そのため、新品のように同じ条件で比較することは難しくなります。
ただし、中古ならではの魅力も確かに存在します。
たとえば、現在では再現が難しい美しい木目の外装や、チッペンデールのような装飾が施されたモデル。あるいは、すでに製造が終了してしまった時代の貴重な一台と出会えることもあります。
さらに、価格面での選びやすさも大きなポイントです。
とはいえ、最も大切なのは「ご自身とピアノとの相性」です。
ご予算などの理由で最初から新品を選択肢から外してしまうのではなく、ぜひ一度は新品のスタインウェイピアノにも触れてみていただきたいと思います。
2.新品のピアノは“客観的な基準”を持つことができる
ピアノメーカーごとに、設計思想や構造、使用している素材は大きく異なります。
たとえばスタインウェイのような手造りのピアノメーカーでは、その違いが音色や響き、タッチに明確に表れます。
新品のピアノを弾くことで、こうした違いをダイレクトに感じることができ、各メーカーの特徴を客観的に捉えることができます。
ピアノ選びに迷ったとき、最後に頼りになるのは「自分自身の判断基準」です。
新品ピアノを試弾した経験は、その基準をつくるうえで大きな支えになるはずです。
3.新品はピアノ本来の個性をそのまま感じられる
現在はインターネットやSNSを通じて、多くの情報を手軽に得ることができます。
しかしその中には、根拠が曖昧なものや偏った意見、誤解を招く情報が含まれていることも少なくありません。
私自身、これまでスタインウェイピアノの販売に携わり、新品・中古を含めて数多くのスタインウェイピアノに触れてきました。
その経験からお伝えできるのは、スタインウェイ本来の個性を最も素直に感じられるのは、新品の状態であるということです。
「百聞は一見に如かず」
実際に弾いてみることでしか分からない感覚があります。
ぜひ一度、新品のスタインウェイピアノの音や響きを体感してみてください。
きっと新しい発見があるはずです。
まとめ
今回は、後悔しないピアノ選びのために「新品のスタインウェイピアノを弾いてみること」の大切さについてお話ししました。
理想のスタインウェイピアノと出会うための第一歩として、まずは新品のスタインウェイピアノに触れてみること。
その体験が、これからのスタインウェイピアノを選ぶ時により確かなものにしてくれるはずです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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