特別なスタインウェイピアノin神戸
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更新日:6 時間前
ピアノカルペディエムです。
以前、神戸のホテルに宿泊されたお客様から、ホテルのラウンジに置かれていたピアノについてご質問をいただきました。
どうやらスタインウェイのピアノらしいのですが、一般的なピアノとは違い、重厚感のある外観と木彫りの装飾が特徴的だったそうです。
ホテルの方に聞いても「特別なスタインウェイ」としか分からなかったため、詳しく知りたいとのことでした。
そこで今回は、この特別なスタインウェイピアノについてご紹介します。
結論から言うと、このピアノは今から約20年前に数量限定で製造された、特別仕様のスタインウェイです。
もともとは、スタインウェイ&サンズ社の創業者、ヘンリー・スタインウェイの玄孫(やしゃご)にあたるヘンリー・Z・スタインウェイの誕生91周年を記念して製造されたピアノでした。
ヘンリー・Z・スタインウェイは、1970年代までスタインウェイ社を率いた、同社最後のスタインウェイ家出身の社長です。
このピアノは2007年に世界で91台限定で製造され、日本には奥行き211cmと180cmの2サイズ、それぞれ黒色半艶出し塗装とローズウッド半艶出し塗装の計4台が入荷しました。
今回ご紹介するホテルのピアノは、180cmのモデルO型、黒色半艶出し塗装仕上げです。
特に目を引くのが、透かし彫りの譜面台です。
よく目を凝らして見ると、「H・Z・S」の文字が彫られています。
これは「Henry Z. Steinway」の頭文字。つまり、ヘンリー・Z・スタインウェイのために製造されたピアノであることが分かります。
さらにフレームには、何やらサインが入っています。
実はこれは、ヘンリー・Z本人が一台一台に入れたサインです。このサインも、このピアノが特別な一台であることを示すものです。
そして、このピアノにはもう一つ大きな特徴があります。
外枠のケース(スタインウェイでは「リム」と呼ばれる部分)には、4人の人物が彫られた真鍮のメダルが取り付けられており、ひときわ目を引きます。
では、この4人の人物はいったい誰なのでしょうか?
次回は、この真鍮メダルに彫られた4人の人物について詳しく解説します。




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